~子どもの成長と親としての気づき~
子どものピアノコンクールに参加してきました。
我が子も一生懸命に演奏し、本選へは進めませんでしたが、納得のいく結果でした。
日々の練習の積み重ねがしっかりと形になっていて、親としても誇らしい気持ちでいっぱいです。
でも、この日の本当の“出会い”は、別のところにありました。
■ 一度聴いたら虜になる“音”
コンクールの他の出場者の演奏も勉強になると思い、聴いていたときのこと。
ある子の演奏が、会場の空気を一変させたのです。
「あれ?この子…見覚えあるかも?」
「なんて表情豊かな演奏…この曲ってこんなに素敵だったっけ?」
冬のコンクールでも印象に残っていたその子。今回もやっぱり、そのピアノの音に一発で心をつかまれました。
豊かでのびのびとした表現力。音のひとつひとつに想いが込められているような…そんな“人を惹きつける演奏”でした。
正直、ずるいと思ってしまうほど(笑)
でも、それは羨ましさではなく、感動と尊敬の気持ち。
私も娘も、自然とファンになってしまいました。
■ 目標であり、ライバルであり、憧れでもある存在
子どもはもちろん、私自身も「こんな演奏ができたら素敵だな」と思わせられるような出会いでした。
「来年のコンクールでは、あの子のように聴く人を魅了できる演奏ができたら…」
そう思うだけで、また日々の練習へのモチベーションがぐっと上がります。
この日、私たちは“曲”ではなく“音”に恋をしました。
■ 主婦目線で伝えたいこと:ピアノコンクールの魅力と学び
ピアノコンクールって、勝ち負けだけではありません。
努力の積み重ねや、本番の集中力、そして何より、他の子の演奏から得られる刺激は計り知れません。
親として、こんな感動を子どもと一緒に味わえるのは本当に貴重な経験です。
「コンクールはハードルが高そう…」と思っているご家庭も、ぜひ挑戦してみてください。