子どもが「やる気スイッチ」を入れる瞬間を見逃さないことが、将来の自信につながる——ピアノ練習を通して学んだ体験談です。
コンクールが終わった後の気のゆるみ
ピアノのコンクールが終わり、ひと息ついた矢先のこと。先生から「8月にピアノのグレードテストを受けてみない?」と提案されました。 本来は11月に受ける予定だったので、心の準備も曲の譜読みもまだ整っていない状態です。
しかも、2曲のうち得意な曲は譜読みすら終わっていません。それでも「受けてみます」と答えたものの、次のレッスンは1回しかなく、申込期限が迫っていました。
やる気ゼロの娘に母から「喝」
コンクールが終わってから、娘は完全にお休みモード。練習する姿はまるで別人のよう。 レッスンで先生からも、 「うちの生徒はテストは“受かる準備が整った子”しか受けさせない。動画を送ってもらって、それで判断するね」
と言われてしまいました。
その時、私は娘にこう言いました。 「ここがあんたの頑張り時だよ!今やらなきゃ、次もない!」
「頑張り時」を経験する意味
今年は、これで2度目の「頑張り時」。しかも3か月ごとに訪れています(笑)。 ですが、小さな成功体験を重ねることは、将来の受験や困難に立ち向かう力になると信じています。
「頑張る→達成する→自信が生まれる」 この繰り返しで、子どもは少しずつ自分の芯からの自信を積み上げていくのだと思います。
まとめ:成功体験は「勝ち癖」をつける
昭和な母かもしれませんが、私は子どもに「勝ち癖」をつけることが大事だと思っています。 小さな挑戦でも、それをやり切った経験が「自分はできる」という感覚を育てるのです。
ピアノでも勉強でも、子どもが本気になれる瞬間を信じて、背中を押してあげたいですね。