こんにちは。今日は、韓国語の勉強方法(入門編)についてご紹介したいと思います。
私の韓国語歴は20年以上。
ソウルに1年留学したあと、韓国に5年半ほど住んでいた経験があります。
ブランクはあるものの、韓国語は今でもペラペラ。
子どもは日韓のハーフで、長女は4歳まで韓国語で会話していました。
でも日本に帰国後、環境に馴染むために娘は自ら韓国語を封印してしまい、今は話せません。
その姿を見て「本当にもったいない…」と感じました。
■ 韓国語は“はじめ”が大事!
韓国語は一見、カタカナ表記があるから簡単そうに見えますが、発音が独特で、実は奥が深いんです。
私がいつも伝えているのは、「日本語でふりがなをつけないこと」。
韓国語の音は英語的な音の感覚が近いため、正しい発音で覚えるにはカタカナではなく英語の発音記号に近づけるのがベスト。
■ まずは“パッチム”を覚えよう
韓国語の基礎となるのが「パッチム(받침)」と呼ばれる末尾の子音。
この発音がとても大事で、日本語にはない音が多いため、ここを曖昧に覚えると、通じないという事態に…。
例:
「キンパ(韓国海苔巻き)」は、実際には「kimpap」と発音します。
このとき、「ン」の音は口をしっかり閉じて発音する必要があります。
日本語の「ん」では口を開いても「ん」と発音できるのですが、今回の「ん」ではなくいので「M」をイメージしてもっと力を入れて完全に口を閉じます。出すような感じです。
■ 発音のコツは“口の形”を真似ること
韓国語には「濃音」「激音」といった、息づかいや舌の使い方が難しい発音がたくさんあります。
でも、最初から全部理解する必要はありません。
まずは韓国人の口の形をまねること。
動画を見ながらリピートするのが一番の近道です。
特におすすめなのが:
■ まずは“真似る→声に出す”を繰り返す
韓国語の音は、目で見て覚えるだけではダメ。
耳で聞き、声に出して、口で覚えることが大切です。
最初は聞こえた通りに真似するだけでOK。
細かい文法や語順は気にしすぎず、「通じる音」を身につけていきましょう。
まとめ|韓国語は“音”から入れば誰でも続けられる!
私自身、最初から上手に話せたわけではありません。
でも、「伝わった!」という経験が嬉しくて、続けることができました。
子どもと一緒に学び直すつもりで、もう一度しっかり基礎を整えようと思っています。
韓国語に興味がある方は、まず口の形・発音・パッチムの3つを意識するところから始めてみてくださいね。
次回は、おすすめの韓国語アプリ3選や、勉強が続くコツについてご紹介予定です。
ぜひ、あなたも“楽しく続けられる韓国語学習”を一緒に始めてみませんか?